休暇村瀬戸内東予 2日目の朝
休暇村瀬戸内東予に宿泊し、2日目の朝を迎えました。
起きたら、朝風呂に行くのが旅行の楽しみの1つです。
朝風呂に入ったあとは、朝食へ。ビュッフェスタイルです。朝食では好きな具材をのせてオリジナル丼ぶりを作ったり、ミニサイズで多くの種類を焼きたてで食べられるパン、愛媛といえばのポンジュースやじゃこ天・じゃこカツを食べる事が出来ます。
フロントからリゾワテラスというテラスに出る事ができます。絶景×リゾート×ワーケーションを合わせて「リゾワテラス」と呼んでいるようです。
テラスにはお洒落な椅子やテーブルが置かれ、くつろぐ事の出来るスペースとなっています。瀬戸内海を一望し、絶景を観ながらゆっくりとした時間を感じる事ができます。
チェックアウトをし、本日向かうのは道後温泉です。休暇村から車で約1時間で到着です。
道後温泉
道後温泉とは、愛媛県松山市にある、愛媛を代表する観光スポットの一つで、日本最古といわれる温泉です。
国の重要文化財に指定されており、現役の公衆浴場として利用されています。
道後温泉には、「本館」「別館 飛鳥乃湯泉」「椿の湯」の3つの建物があり、道後温泉本館を中心に旅館や食事処などが集まっています。3つの建物は、歩いて数分の距離にはありますが、同じ場所にあるのではなく、離れています。
現在、道後温泉本館では、保存修理工事が行われています。保存修理工事は2018年度~2024年度までの予定です。
道後温泉本館には、代表的な「神の湯」と、神の湯に比べてこぢんまりとしている「霊の湯」があります。
工期は2期に分かれており、2021年度まで1期の工事が行われ、同年から2期の工事となります。1期で「又新殿・霊の湯棟」など、2期で「神の湯本館棟」などの工事が予定されているそうです。
工事中も、工事の場所によって入浴可能な場所が変わりますが、入浴は可能です。2021年7月15日からは「霊の湯」のみ入浴可能となっています。「神の湯」は、工事中のため、入浴する事が出来ません。工事の場所によって、玄関が変更となり、現在は東側入口に玄関が変更になっています。
区分 | 大人(12歳以上) | 小人(2~11歳) | 営業時間 | 利用時間 |
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霊の湯 | 420円 | 160円 | 6:00~23:00(札止22:30) | 1時間以内 |
私たちが訪れた時は、整理券が配られており、かなり遅い時間の案内となるため、入浴は断念しました。館内の混雑状況により、整理券が配布されます。定員は男性10人、女性10人です。
道後温泉本館で入浴を希望される方は、早めに整理券をもらいに行かれる事をお勧めします。
せっかく道後温泉に来たので、道後温泉本館にある、又新殿(ゆうしんでん)の見学をする事にしました。又新殿・霊の湯棟とは、皇室専用の御湯殿として明治32年(1899年)に建設された、歴代の皇室の方々が訪れた歴史ある浴室です。入浴は出来ませんが、明治時代のお風呂や建物を案内してもらい、説明を聞きながら見学する事が出来ます。
又新殿の観覧は予約サイト又は電話(089-907-5554)で受け付けています。(電話受付時間:9時~17時)
又新殿の観覧予約状況は予約サイトで確認出来ます。
お土産屋さんも、周辺には沢山あるので、お買い物するのも楽しいです。
愛媛といえば、じゃこ天。谷本蒲鉾店というお店で、じゃこ天や、じゃこカツを買って食べました。とっても美味しくて、子どもも喜んでパクパク食べていました。
それから、愛媛といえば、私の中では母恵夢(ポエム)が思い浮かびます。お菓子なのですが、私は昔から大好きで、もちろん購入しました。しっとりとした軽い生地の中に、白あんに卵黄を練り込んだ黄味あんが入っており、和菓子と洋菓子を合わせたお菓子です。ベビー母恵夢販売55周年を記念して作られた「ほほえむ」という小豆餡のはいった母恵夢が売られていたので、購入してみたところ、これがまたとても美味しかったです。普通の母恵夢であれば百貨店などでも購入出来るのですが、残念なことに「ほほえむ」は大阪では購入出来ません。とても美味しくて、また食べたかったので、後日、オンラインショップから買い足しました。
それから、坊ちゃん団子や一六タルトも有名ですよね。どれも大好きなので、購入して自宅で愛媛の旅行を思い出しながら、美味しくいただきました。
愛媛のB級ぐるめとして有名なのが、「焼豚玉子飯」です。これを食べてみたい気持ちがかなりあったのですが、時間があわず有名なお店には寄ることが出来ませんでした。ガッカリしていたのですが、帰りの高速道路のサービスエリアのキッチンカーで売られているのを発見。購入して食べました。ご飯の上に、焼き豚と目玉焼きが乗り、その上にはタレやコショウがかかっていて、美味しい事間違いなしでした。
香川県・父母ヶ浜(ちちぶがはま)で夕暮れの中のシルエット写真を撮りに
愛媛から高速で大阪方面に帰ります。途中、香川県の父母ヶ浜(ちちぶがはま)に寄ることに。
父母ヶ浜とは、SNSで話題の香川県三豊市の海水浴場で、瀬戸内の天空の鏡と言われる、約1kmのビーチです。 潮がひいて、海水面が最も低くなる干潮(かんちょう)時の夕暮れに南米ボリビアのウユニ塩湖を訪れたかのような写真が撮れると言われていて、多くの観光客が訪れます。
夕暮れ時に、夕日と人間のシルエットが鏡のように潮だまりの水面に反射したように写り、フォトジェニックな写真を撮ることが出来ると、SNSで話題のスポットです。
時期によって、写真の撮れるタイミングが違うので注意して下さいね。
干潮と日の入り時刻が重なっており、風がなく水面が波立たない、日没直前または日没後のマジックアワーであることがポイントです。
ちなみに、マジックアワーとは、風景写真やポートレートが綺麗に撮れる魔法の時間帯と言われていて、日の出や日の入りの前後に太陽が傾き、空の色が変化する時間帯の総称を言います。
我が家が到着したのは、まさにそのマジックアワー直前の時間帯。車を駐車しようと、駐車場を探しましたが、話題のスポットとあって、混雑しており、臨時駐車場に停めなくてはいけませんでした(無料)。日が落ちていくのは早くて、急いで父母ヶ浜まで向かい、なんとか間に合いました。
潮だまりにシルエットを映すには、潮だまりを挟んで、夕日側が被写体、ビーチ側に撮影者とならなければいけないのですが、ビーチの泥や海水で足元はかなり汚れるし濡れます。サンダル、裸足、長靴などがあると便利です。替えの靴などあるといいなと思いました。足洗い場もありますが、水を入れたペットボトルを持って行き、車に乗る時に足を洗うという方法がい1番いいのかなと思います。タオルは必須です。
撮影する時は、水面ギリギリにカメラを構えて、撮影者は潮だまりの手前ギリギリに、被写体は潮だまり側ギリギリに寄ってください。
私たちが行ったその日は、体感的にはあまり風を感じなかったのですが、水面が揺れていたため、綺麗に反射させるのは難しかったです。
日も落ちたので、日帰り温泉施設に寄ってから、大阪まで帰ります。子ども連れの方は特にお風呂と夕食と歯磨きを済ませておいたほうが、帰りは車内で寝てくれるので楽ですよね。
香川県から淡路島を通過し、兵庫県、大阪府へと帰路につきます。夜間の運転で、道路は全く混んでいませんでした。
まとめ
フェリーで1泊、ホテルで1泊、計2泊3日の広島県と愛媛県の楽しかった旅行はこれで終了です。本来ならば、フェリーを使わず、ゴールデンウイークという事もあったので、混雑する時間を避けて夜中や早朝に車で大阪から広島へ向かい、しまなみ海道を通って、四国に行く方が値段も安く、効率的にまわれると思うのですが、今回はどうしてもオレンジフェリーに乗りたくて。それが今回の旅行の目的でもあったので、ちょっと遠回りのルートになってしまいました。
ゴールデンウィークは、しまなみ海道の料金が割安になっていなかったので、日程が調整できる方は、割引きの出来る日にちに行かれると、お得に旅することが出来ると思います。