休暇村紀州加太キャンプ場
10月下旬に和歌山県にある休暇村紀州加太キャンプ場へ行って来たので、どんなキャンプ場だったのかご紹介します。
休暇村って聞いたことある方も多いと思いますが、日本国内でよく知られているのは国民休暇村です。
「一般財団法人休暇村協会」が運営している施設で、日本に35施設あるそうです。
今回はその中の一つ、休暇村紀州加太の敷地にあるこちらのキャンプ場にしました。
大阪から約1時間〜1時間半と近くて移動も楽です。
こちらのキャンプ場、平日は空きがありますが、土日祝日はすぐに予約が埋まってしまう人気のキャンプ場です。
人気の理由を考えてみると、高規格で、全てのサイトに電源があり、区画も整備されている。車もサイトに横付け出来ので、荷物も下ろしやすい。道も整備されており車で行きやすいし、キャンプ場から少し離れてはいるけれど、車で2〜3分で敷地内にあるホテルの温泉を割引料金で利用することも出来る。直火でなければ焚き火も可能。そのような理由が考えられます。
デイキャンプや、手ぶらでデイキャンプ、手ぶらでキャンプというプランもあるので、手軽にキャンプを楽しみたい方にはおすすめです。
初心者さんでもキャンプしやすい場所だと思います。
予約方法について
人気のキャンプ場なので、特に土日祝日や連休の予約が取りにくいです。
こちらのキャンプ場を予約する方法としては、ネット予約と電話予約の2つの方法があります。
おすすめは電話予約です。
そのため、電話予約で先にサイトの予約が埋まってしまうので、ネット予約をしようとしてももうすでに予約が一杯で、予約出来ないという状況になる可能性が高いのです。
以上のことから、予約をとる時は予約したい日にちの6ヶ月前、10時に電話を頑張ってかけてください。
サイトや設備について
キャンプ場に入る入り口にゲートがあります。
ゲートのオープンは朝6:00から。ゲートは22:00に閉まるので注意が必要です。
ゲートを入ってすぐの場所に多目的広場があります。天気がよければそこで遊んだり、レジャーシートを敷いてお弁当を食べたりする事が出来ます。
駐車場を進むと管理棟があるので、そこでチェックインの手続きをします。
ホテルのフロントではなく、キャンプ場の管理棟でのチェックインとなるので気をつけて下さいね。
管理棟では薪の販売などがありましたが、売られている商品はほとんどなかったので、必要なものは事前に購入していく事をおすすめします。
また、キャンプ場内では車は一方通行となります。矢印が書かれているので、それに従って進みます。
キャンプ場は、フリーサイト(6サイト)とオートサイト(20サイト)に分けられています。
私たちは今回オートサイトの予約で、15番サイトでした。
フリーサイトには電源がありませんが、オートサイトは全てのサイトに電源があります(1200Wまで)。我が家は真夏や真冬にはキャンプに行かず、気候の良い春秋にのみキャンプへ行っています。春秋でも時期やキャンプ場の場所によっては朝晩冷え込んだり、逆に暑い時期もあるので、その時に応じて寒い時期はストーブやホットカーペット、暑そうな時はポータブル扇風機を持って行きます。今回は10月下旬のキャンプで、朝晩冷えるかなと思いました。私はとても寒がりで、電源がないとホットカーペットなどが使えないので電源サイトであることは重要なのです。携帯電話やカメラなどの充電も出来るので便利。
こちらのキャンプ場のオートサイトの広さですが、1サイト約100㎡(約10m×10m)、その中に駐車スペース(約3×6m)が含まれています。
あまり大きなサイトではないので、持っていくテントのサイズに注意が必要です。ちなみに我が家のテントは「コールマン マスターシリーズ 4Sワイド2ルームカーブ」です。
15番サイトは、サイト内に木がありました。サイトに行ってその木を見た時に、カーブが張れるか少し不安になったのですが、木にかかることもなく張る事が出来ました。
隣のサイトとの間に垣根はありますが、垣根の高さは低く、隣のサイトとの距離も近いので、お互い見えやすくなってしまいます。テントやタープの張り方や、向きに工夫が必要かもしれません。
トイレは洋式があります。
炊事棟は蛇口が12個と炉が4つあり、お湯は出ません。
ゴミ袋の指定がなく、分別して捨てる事が出来ます。
サイトの地面は芝生ではなく土です。テント設営時や撤収時に、テントに土が付いてしまうので、ブルーシートなどを持って行く事をお勧めします。
ペグはスノーピークのソリッドステークを使用しています。問題なく使用出来ました。
10月末に行ったのですが、朝からよく日が当たっていたのは、反対側の1番サイト〜6番サイトあたりでした。
チェックアウトの時間くらいになれば、私たちが今回使用していた15番サイトにも日は当たってきていましたが、早朝に雨が降ったので、テントなど乾いて欲しかったのですが、時間がかかりました。
暑い時期は、森側で影が出来る14〜20番サイト、少し寒い時期などは日当たりの良い1〜13番サイトを使用するのがいいかなと思いました。
キャンプ場でチェックインの時にもらった、キャンプ場内の地図を載せておきますね。(我が家が15番サイトだったので、15番サイトがペンで囲まれています)
お風呂について
お風呂は、車で2〜3分の距離にある休暇村紀州加太のホテルのお風呂を利用します。
山の上にあり、歩いて行くのはかなりしんどいので、車で行く事を強くお勧めします。
キャンプ場の受付の方から、全国旅行支援で、ホテルへの宿泊される方が多くフロントが混雑しているため、キャンプ場の受付で購入していた方がいいですよと、教えてもらったので、お風呂のチケットは、キャンプ場のチェックイン時に一緒に購入していました。
キャンプ場を利用している場合は、日帰り入浴の場合に比べて、少し安い料金で入浴する事が出来ます。
チェックイン当日はキャンプ場宿泊者限定の料金で入浴出来ますが、チェックアウトの日は日帰り料金に金額が上がってしまうので注意して下さいね。
大人(中学生以上) | 800円 |
子ども(4歳以上) | 500円 |
日帰りプランの場合は、大人1300円、子ども600円、時間は12:00〜15:50(15:00札止め)です。
16:00以降であれば、日帰り入浴の方が帰られるので、大浴場も空いてくると思いますよと、受付の方が教えてくれました。夕日も売りにしているようなので、そのくらいの時間に合わせて行くと、夕日を眺めながら、ゆっくりと入浴出来ていいと思いますよ。
キャンプ場で夕食を食べて、暗くなってから、お風呂に行くと、せっかくの綺麗な景色を見る事が出来なくなってしまいます。我が家も、家であれば、夕食を食べてからお風呂ですが、キャンプの時は、明るくて空いている時間帯に先にお風呂に行くようにしています。食べ物の匂いがつくのが嫌とか、寝る前に入らないと嫌だというこだわりがある方は、嫌だと思いますが、気にならない方にはおすすめですよ。
キャンプ場を利用している方の大浴場の受付は、12:00〜20:00(最終受付)です。駐車場の門が22:00に閉まってしまうので、お風呂に行く時間は注意しましょう。朝は6:00に開門です。
チケットを持って、地下の大浴場に向かいます。大浴場の前にカウンターがあるので、そこでチケットを渡しました。
ちょうど夕日がきれいな時間帯だったので、露天風呂で子どもと見る事が出来ました。
脱衣所には、瓶のコーヒー牛乳やフルーツジュースなどが売っています。1階の売店には、みかんやじゃばらジュース、ビールなどが売られており、売っている飲み物が違いました。
お風呂から上がって、旦那さんと合流し、1階の売店に行ったのですが、子どもが好きな飲み物がなかったので、また地下の大浴場に戻って、ジュースだけ購入したい事を受付の人に伝えて中に入らせてもらいました。
お風呂屋さんでよく見る瓶のフルーツジュースなどを買い、大浴場受付前の椅子に座っていただきました。普段は瓶のコーヒー牛乳やジュースは飲みませんが、お風呂上がりで喉も乾いていたので、美味しかったです。
キャンプの夕食と焚き火
お風呂でスッキリし、喉も潤されたので、キャンプ場に戻って、晩御飯の用意をします。
晩御飯のメニューは、メスティンで炊いたごはんと、お鍋と、焼肉です。
鍋の材料は家で洗って切って来ました。焼き肉も、バーベキューコンロで炭を使うと、準備や片付けが大変なので、我が家はイワタニのカセットコンロ「炉ばた大将」を使っています。
前回のキャンプの時に、メスティンでご飯を炊いたのですが、底のご飯が少しだけ茶色くなってしまったので、今回は位置を少しずつ変えながら炊いてみると、めちゃくちゃ綺麗に炊く事が出来ました。ご飯もすごく美味しかったです。
夕食を食べたあとは、焚き火の時間です。マシュマロを焼いて食べるのが、子ども達は大好きです。
焚き火のあとは、歯を磨いて就寝。星景写真が撮りたくて、念のため三脚にフルサイズカメラをセットしておきました。カメラもonにすればすぐ撮影出来るようテント内にスタンバイ。何度か起きて空を見ましたが、雲がかかっていて、残念ながら星空の写真を撮る事は出来ませんでした。
朝食と撤収
朝食は、キャンプの時はいつもホットサンドを作ります。チャムスのホットサンドメーカーを使っています。きれいに焼くと、チャムスのマスコットである、ブービーバードの焼き目が付いてかわいいのでお気に入りです。
テントをなるべく乾かして、拭けるところは拭いて、撤収です。
この後は、前から行ってみたかった友ヶ島に向かいました。また別の記事でお伝えしたいと思います。